12月18日 第5回SF読書会を開催しました。
今回はクリスマス特別編でゲスト不在でしたが、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
参加者:6名(女性5名、男性1名)
初の試みで、話題のSF作品を決めずにゲストもお招きせずという形で、「クリスマスとSF」というテーマのみ設定しました。結果、忘年会と思っていた方や何か面白い話が聴けそうと参加した方も…そして特別バージョンということで、酒場SFシリーズの映画を撮っている北御門監督から紹介いただいたクリスマスに因んだ短編である酒場SFシリーズスピンオフ「ライズ・オブ・シンジョー」をまずは鑑賞しました。ほっこりとしたあたたかい大人のクリスマス気分になったところで、本の世界へ。
SF作家としても著名なアイザック・アシモフの編著「クリスマス12のミステリー」のまえがきを紹介。ミステリーではありますが、「クリスマスは誰もが善意の人になり、日ごろは血も涙もないようながりがり亡者すらが優しい心を見せる(中略)せいで、十二月に不愉快な出来事があると(同)『クリスマスだというのに』と舌打ちをする」という状況が、小説の舞台にうってつけだと言っている。それを体現したようなアシモフのミステリー「クリスマスの十三日」から、海外でのクリスマスや宗教行事の話などなど話題がかなり広がりました。
「クリスマス・イブの出来事」という星新一のショートショートで、シニカルな結末に苦笑しつつも、同じく星新一の「ある夜の物語」で、アシモフの言葉を思い返しながら、温かさが残る余韻を楽しみました。「クリスマスとSF」というテーマにとどまらない話題豊富な会でしたが、ちょっと早めのクリスマスプレゼントをもらったようなひとときでした。

